ループタイ | 九曜

作品銘：光立村雨作『ループタイ | 九曜』

◇純銀製のコンチョ

日本古来から伝わる伝統技法「活け端」（円の縁に厚みを残し、中心に向かって徐々に薄くする技法）にて創生されている。
これにより、自然な厚みと手創りならではの温かみが生まれ、作品の表情が柔らかい仕上がりとなる。 現在、この技法を再現できるやる職人は光立をおいて他に存在しないと言われている大変貴重な技法。
霰（あられ）の打ち出しもタガネも含め、機械による工程は一切介さない。 道具も作業も、全てが伝統工芸士 光立の手作りによるものとなる。
特に、霰（あられ）の打ち出しの技法は鍛金技法において最も難度が高いとされており、 この技法を再現できる職人もまた、日本に三人しか現存しないとされる。
（霰は米粒の形を模して作られるもので、所謂スタッツとは似て非なるものとなります）

◇本作品「九曜」の仕様

九つの霰が施され、九曜を表現した作品。
作家の光立には伊達家との深い繋がりがあり、両家の家紋の九曜に由来している。 九曜は天体も意味する言葉でもあり、天地四方を守護する信仰の対象ともなっている。

※ 本作品は、全ての工程において、完全な手づくりとなります。キャスト（型）は一切使用しておりません。そのため、厳密な意味ではすべてが一点物の作品となりますため、同名の作品でも、それぞれに一定の個体差がございます。

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